結局詐欺にあった02 〜ロンドン フラットシェア〜
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さあさ、前回の記事 ↑ から一ヶ月経とうとしているので
続きを書きます。
（なんてったって思い出したくない大失敗）
５６０ポンドのデポジットが返って来ない！
ということでこれは法的手段に出るしかないんじゃないか？
これは人生の挑戦だとさえ思いました。
わたしは奮いたちました。
まあとりあえず台湾人の元フラットメイトに相談。
彼もデポジットが返って来ないため
同じことを考えて彼の大学の
Accomodation Office的なところに
もう相談していたらしいです。
彼も法的手段をとることを検討しており
まずは
「二週間以内に払わないと
裁判起こすからね？？？」
という文面のLetter Before Actionというものを
送ったそうです。
彼はメールで送ったそうですが
もはやその時点で
相手の不動産会社は我々のメールを無視してるので
無意味といえます。
そこでわたしは正式に紙の手紙を送りました。
しかし住所が変わっていたようで、
または無視するためか、
返ってきました（クソ）
（住所が分からないともうどうにもならないやんか、、、）
そして私も語学学校の
Accomodation Officeに相談しましたが
彼女も未経験ということで
Citizens Adviceに行ってくれと言われました。
これはBorough(日本でいう２３区の区）という
ロンドン市内を分ける特別区それぞれの
市民のための相談所みたいなところです。
わたしみたいな外国人留学生も相談できます。
家のことから仕事、保険、移民関係など
様々な相談に乗っているようです。
だから彼らは忙しい。
それぞれの相談所によって違いますが
私のBoroughの相談所は
月火水は予約なしで相談できる日。
しかし９時に開き、整理券を配るので
１、２時間前から並ばなきゃいけない。
木金は月火水で来た人の予約分。
並びましたよ、学校もやすんで（泣）
そして３番の整理券を勝ち取り、
その場で相談することができました。
（何番から何番は１０時半に来て、
何番から何番は１時に来てねとか）
契約書を見せたところ
私と大家に関する契約は法的に絶対なものと
なるわけではない、、、的な文言があるのを
イタリア人の担当の方がみつけて
「んーこれは難しいなあ。ほぼゴミだね。
まあ全く使えないわけじゃないけどね」
と言われました。
とりあえず正式に登録された会社だと判明したので
今の住所にこの相談所から
私のデポジットを返済するようにという
手紙を送ってもらいました。
そして２週間、、、
やはり返信なし。
メールにて担当の方と
本当に裁判をするか話し合いました。
しかし
私がきちんと鍵を返してない事や
契約書の効力が弱い事、
退去時に何も書類を残していない事、
相手の住所が不確定である事、、、などなどの理由で
裁判をしても勝つかが断定できないし、
粘った場合も、
裁判の費用がデポジット５６０ポンドを上回るだろうという事と
勝ったとして、相手は払わないで逃げ続けられるという事で
（このようなデポジットなどの財産問題では
警察に捕まったり、罰せられる事はないから）
諦める事にしました。
はい。
本当に高ーい勉強代です。
悔しくて悔しくて悔しくてたまらないです。
自分がお金についての責任感が弱かったことや
よく知らない相手を信じてしまったこと、
いや返すに決まってるでしょという
意味のわからない安心を持っていたこと、
契約は書面に残さなかったということ、、、
はい。
私が悪いんです。
どう頑張っても過去に残せなかったものは
もう作り出せないので
今回は諦めなければなりませんでしたが、
もう一生こんなことにならないようにします。
２１年実家暮らしだった甘ちゃんが
ロンドンで大きなことを学びました。
人生の教訓となるでしょう。
子に孫に語り継がれるでしょう。
「お金は大事よ。サインをもらいなさい。
信じられるのは誓約書だけよ。」
５６０ポンドって１０万円。。。
Ayana
ロンドンでの写真Instagramにたくさんあげてます。
すでに２度ロンドンのお散歩ガイドしてます。↓
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