'遥か' イギリスの地で -ロンドン1年語学留学-

2015.10.24~2016.09.18まで、大学休学してイギリス・ロンドンにて語学留学中!

ヨーロッパ1安全と言われるロンドンでだって盗難に遭う!

はい、

わたしじゃないですよ笑

 

いつも仲良くしてる日本人の友人です笑

 

わたしはもう詐欺に遭ってこりごりなので笑

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ロンドンは世界一CCTVが多く設置されていて

どこもかしこも危険というわけではありません。

実際中心部や表通りなどの雰囲気はとても柔らかくて

海外を恐れていたわたしの母親さえ居心地がいいと言っていました。

 

イタリアやフランスを見た後だったら余計に

ロンドンは安全だなあと肌で感じるはずです。

 

しかし もちろん

かばんを開けてたら何か盗まれるだろうし

ズボンのポッケに入れてたらすられるだろうし

ボケっと歩きながらスマホをいじっていたり、

写真を撮っている時に

上からぬきとられることもあります。

 

でもこれらは注意していたら未然に防げますし、

気を張っていれば泥棒は寄ってきません。

 

なぜならロンドンは観光客だらけで

ボケ〜〜〜〜〜〜っとしている人が他にたくさんいるから

無理にリスクをおかす必要がないわけですね。

 

そんな中わたしの友達はスリに遭いました。

 

個人的見解では

もうすでに5か月ロンドンに滞在していて

彼女の危機管理がなってなかったせいですが笑

それはバカだろお前が悪い!って言いたかったですよ…

 

日本人なら絶対やりそうな事なのでぜひぜひ注意してください。

 

そこはロンドン中心地のスターバックス

彼女は他の友人とふたりでカフェにいました。

 

少し高いテーブルで荷物を床に置いていたようです。

(この時点でわたしはアウトだと思う)

しかもそのかばんはジッパーがついてないもので

そこに財布をいれていたんです。

もはや丸出しです。

盗れと言っているようなものです。

 

わたしだったら教えてあげます。

よくそういう心優しいロンドナーをみかけます。

「こんな所に入れてたらすぐ盗られるよ!」って。

 

まあいつも泥棒をやってなくても

あ、盗れちゃうやん?ってその場で思い立って

やっちゃうような人もいるそうです。

 

そして彼女はかばんが倒れたのに勘付いて

かばんを拾い上げたようですが、

すぐ後ろに男がいたようで嫌な予感がしたらしい。

(彼は去っていった)

そして2、3分後かばんをのぞくとやはり無い。

 

すぐにスタバの店員さんにその事を話して

CCTVを確認してもらったところ、

やはり男が盗むところがはっきり映っていました。

 

そして電話でポリスにも詳しく報告し、

その犯罪記録ナンバーをもらいました。

 

その財布はプラダのもので

中には60ポンドクレジットカードプリペイドカード。

すぐにカードは止めてもらったようですが

お気に入りの財布だったので相当ショックを受けていたので

わたしは強いことは言えませんでした。慰めました。

 

次の日海外保険適用のために一緒に警察署へ言って

証明書をもらいに行きました。

 

しかしイングランドでは被害者にそのような書類を渡すことはないようで

犯罪記録ナンバー

手続きをしてくれたポリスの名前が書いてあるカードをもらうことになりました。

(かなり簡易的な物だったので

保険会社にそれでもいいかと確認をとった方が良いです)

 

しかし

前日の報告が記録に残っていなかったようで

(こういうところがやっぱちゃんとしてない)

その場でもう一度状況や時間帯、盗難物の報告をして

新しく番号を作り直してカードをもらうことができました。

 

日本でもポリスには

運転免許の住所変更以外で行ったことなかったし

事件の報告なんて人生ではじめて!!

しかも英語での報告となると

不謹慎にも新しい経験にワクワクしてる自分がいました。

 

盗難にあった友人はまだショックから立ち直れてなかったので

そのケアと通訳をしながらわたしは内心エキサイトしてましたね。

とっても不謹慎。

 

こうして留学生活が濃い思い出となっていくんですね〜。

 

はい、ということで

ロンドンが安全だからといって安心してはいけません。

持ち物への最低限の注意は払いましょう。

そしてボケっとしてはいけません。

 

 

それでも詐欺には遭ってしまった

Ayanaでした〜。

 

 

ロンドンでの写真Instagramにたくさんあげてます。

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Youtubeもやっています(ゆるいvlog

www.youtube.com

 

すでに2度ロンドンのお散歩ガイドしてます。

(友人家族含めると10組以上)

夏の観光シーズン、ロンドンをぜひ滞在10ヶ月の留学生が案内します! 

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今を生きる私が今日思う事。「日韓の仲が縮まりますように」

この記事における前置きですが、

 

私は政治事情には全く詳しくないですし、

第二次世界大戦や日韓の間柄に関する

歴史や事実を詳しく研究している訳じゃないし、

右翼でも左翼でもないです。

 

ただの21歳の日本人です。

この現代を生きるただの若者のひとりです。

 

この記事には私がただ思っている事や

こうなったらいいのになという個人的思いを書いているだけです。

 

そんなの間違ってるだとか、

お前は何も知らないだとか、

双方を傷つける意見等は不要です。

 

そして題名にもある通り

わたしは日韓の間柄が友好的になればいいなと

思っているので、

そう思えない批判的な方は読まなくて結構です。

 

でもそのような意見が存在することも分かった上で

まだまだ腫れ物のような話題であることも分かった上で

勇気を出して書きます。

 

 

もう一度いいますが

わたしはただの21歳の日本人です。

この現代を生きるただの若者のひとりです。

 

 

 

私は約一年間イギリスに留学して世界中から来る

たくさんの学生と関わった上で(今もまだいます)

一番一緒にいて安心できると思ったのは韓国人でした。

 

 

近年お互いがメジャーな観光先となったり、

数年前K-Popが流行ったりもした、とは言っても

実際この二国の関係は良好とは言えないですね。

 

日本人にとってもっとも親しみやすい人たちなのに悲しい!

「もっと日韓の仲は縮まらないだろうか」と考え

そう思った理由を6つの要素をあげて

わたしの意見を書きました。

 

 

①テレビ、映画、音楽、アニメ等を中心に

日本の文化が驚くほど

韓国で親しまれていることに驚きました。

 

日本人が韓国のドラマや映画、歌手が好き!

と言う割合より大きいと思います。

 

私が出会った何十人の韓国人たちのほとんどの人が

個人差はあれど

わたし平仮名読めるよ〜書けるよ〜これ言えるよ〜

昔勉強してたよ〜昔日本のドラマにハマってたよ〜

この芸能人大好きだよ〜

毎年日本に旅行するよ〜

などよく知ってくれてるんです、驚くほどに。

 

単純に外国人に自分の国の物がうけるなんて幸せな事だなと嬉しかったです。

 

 

②社会の仕組みも似ていて共感だらけ。

 

学歴社会やキャリアや所有物、結婚等によるステータス争い

人が悩むしがらみもよく似ています。

 

大小差はあれど確固とした上下関係やお辞儀文化なども。

 

③味覚も近い。

 

主食のお米は似たような粘り気の米。

醤油、ごま、味噌などの調味料。

発酵食品。などなど

麺類やお菓子も似てる。

 

 

④お互いが聞いても

全く理解できない日本語と韓国語。

しかし

私は日本語にもっとも近い言語は

韓国語だと思います。

 

どちらも中国語に起源があって、

お互いがお互いの国や国民に合わせて

歴史を経て変化させてきましたが、

多くの言葉の起源が同じだったり、

ニュアンスも理解しやすいです。

 

語学学校では

英語と近い言語である

ラテン系言語 イタリア語・スペイン語ポルトガル語

ゲルマン系言語 フランス語・ドイツ語など

やはり同じ語源であったり、類似点が多いです。

地理的に近いのは勿論、歴史的・文化的に近いこともあり

言語の観点だけではなく慣用句で共通する言葉もあるようです。

 

なので、授業中

「あなたの国の言葉で同じ意味合いの言葉ある?」

「あなたの母国語で同じような単語ある?あーそれ同じ起源だね!」

「同じspellingでもこんな風に発音が違うけど面白いね!」

とかいう会話を度々しています。

 

が、日本人・韓国人は蚊帳の外。さみしいんだよなあ。

もちろん他のアジア圏やヨーロッパ系言語を

使ってない生徒はみんな蚊帳の外。

 

でもそれが日本語・韓国語ではできるんです。

中国語も単語でみるとできるかもしれませんが、

文の構成が異なる点で日本語・韓国語の共通性には及ばない気がします。

 

「日本語は日本でしか話されてない独自の言語で、

韓国語なんてハングルとかいう記号を使う外国語」と思っていました。

でも

お互いの言語に自分の言語の共通点があるとなると

なんだか世界が広がる気がします。

  

 

⑤文化的側面だけでなく

精神的距離も

もっとも近くなりうる

 

物事に対するアプローチ方法や捉え方、

コミュニケーション方法、

そして人間関係における距離の取り方など

外国人と関わる上でもっともギャップが生まれるこの点でも

韓国人とはその差が最小でした。

 

意志の汲み取りや些細な空気感の共有

(私の経験や個人的感覚から判断すると)

日本人同士と同じようにできると感じました。

 

(日本人でもKYって言葉ができるくらいだから

韓国人でもKYはいますよ笑)

 

「こういう時さ…感じるじゃん?ね?なんかさ?笑わかるでしょ?笑」

という曖昧な会話も通じちゃうのです。

(まあ出会ってすぐの人とは出来ないけどね笑

それは日本人でも同じ。)

 

日本人同士でもみんなと仲良くできる、みんなと理解できる!

とは決してならないように、勿論100%ではありませんが、

精神的距離近いじゃんと判断できるほど、

日本人と対話する時の普段の感覚が通用しました。

 

 

 

⑥ここに日本がある限り他の国とはなれない

大切な関係性「お隣の国」

 

世界の枠組みでみたら、本当に貴重な間柄だと思います。

日本は海に囲まれていて、

まだまだ「日本人によって日本語しか話されない国」です。

 

「グローバル社会って言われてるしいろんな国の文化が入ってきてるし、

外国人も国際結婚も増えてるし、

英語を話せる人も多くなってきたよね〜!」

とか言われてるけど

ヨーロッパのようにで陸続きで何千年もの間

混ざり合って、交流してきた国々・人々と比べたら

日本なんてまだ江戸時代の鎖国状態と同じじゃんって

イギリスに来て本当に思いました。

 

まだまだ同じアジア人でさえ外国人に免疫のない日本人なんて

現代スタンダードで見れば当時の侍たちと変わりないんじゃないかな笑

 

そんな地理的にも精神的にも血縁的にも”島国”である日本人の

お隣さんが韓国なのです。

 

 

まずはここから克服しないと、日本人!!!

共通点も類似点もたくさんあって

私たちが得意な”空気を読む”ができる韓国人を克服しないと

まったく違う文化圏の人たちと異文化コミュニケーションなんて

夢のまた夢だぞ。

  

ほんとうにそう思いましたこの一年、、、

 

 

 

そして8月15日、日本人にとっては終戦記念日です。

 

戦時中日本は領土を広げるために韓国を併合したわけですが、

そのことだけでなくその時起きた様々な悲劇が

71年経った今でも当時から続くしがらみとして

両国の仲を隔ててるんでしょうね。特に政治的に。

 

勿論耳にたこができるほど言われてきていますが

「戦争は忘れてはいけないこと』です。

第二次世界大戦は世界的に起こったことです。

日本が悪いと100%は言えないでしょう。

被害者でもあります。

反対に責任が無いというのも言えない。

良い悪い、正しい正しくないという判断ができない

大きな混乱でした。

でもこの出来事が世界に平和の尊さを理解させたんです。

これが戦争を忘れちゃいけない理由です。

お前らがあの時こうしたこと忘れんなよ!という

単純なことではないと思います。

 

 

これも耳にたこができるほど言われていますが

「過去から学ばなければいけない」これに限ります。

戦争自体はもう終わっているんです。

71年の間に世界中の国々が

形やペースは違えど「それぞれのより良い」を目指して

今この現代を歩んでいます。

 

 

じゃあそれを日韓の関係で考えたらどう?

わたしは今の形は「より良い」とは言えないと思います。

 

教育やら政治やらでがみがみ言ってる人たちもいます。

聞いたことだけで判断して批判をする人たちもいます。

 

実際関わって自分と合わないなと思って相手が嫌いな人もいると思います。

 わたしは実際関わって、知ったら、もっと仲良くしたいし

少しでも多くの人に上にあげたような共通点や類似点を知って欲しいと思いました。

せっかくこんなに似てるのに知らないなんてもったいない。

 

戦争後の平和を享受した「新しい世代」こそ過去から学びながら

だったらどう関わっていく?選択肢は多い方がいいよね?

ってお互いの人を豊かにして、お互いの国を豊かにしたらいい。

 

私はお互いの文化を純粋に楽しむことができている

今の世代なら新しい時代を築けると信じています。

実際に関わった人は分かるはず。

まずは交流しよう、もっともっともっと。

興味がある人だけじゃなくて、

韓国の隣にいる日本にいるなら、

日本の隣にいる韓国にいるならやってみようよ。

 

小さな世界や揺るぎない安心に浸るもいい。

自分の確固とした価値観を持っててもいい。

でも

関わる事で自分が認められる(評価されるとは異義)世界が広がってもいいんじゃない。

そうやって自分の人生を豊かにしてもいいんじゃない。

新しい世界をみてもいいんじゃない。

もっと多様な物の見方ができるようになってもいいんじゃない。

もっと柔軟に人と関わり合って

いろんな事を受け入れられる人間になってもいいんじゃない。

  

 

貴重な「お隣さん」と関わる事が

もっとグローバル世界になっていく現代、そして未来において

鎖国中”の日本に居て、「ひとつ」にこだわる「侍」たちの

刺激になるんではないかなと思いました。

 

 

 

ボキャ貧なこともあって

うまく自分の強い思いを言葉にできなかったですが、

ここにこういう考えもあるんだよってことで

置いておきます。

 

 

 

Ayana