'遥か' イギリスの地で -ロンドン1年語学留学-

2015.10.24~2016.09.18まで、大学休学してイギリス・ロンドンにて語学留学中!

イギリスEU離脱 『いつの時代も歴史を動かすのはイギリス』


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イングランドではロンドンだけが残留派だった。

まあ多国籍都市だからなのか知らないけど。

" London is not England." とよく言うらしい。

 

2015年末から2016年にかけて

イギリスやロンドンで起こった世界的な出来事を

肌で感じられた事ってすごい大きな経験。

不謹慎だけどパリのテロや地下鉄殺傷事件、

女王90歳、そして今回のレファレンダム。

悲しい事件もハッピーなお祝いも

私が今ここにいる意味や世界、人生について考えさせてくれた。

 

またもや留学して良かったと思った。

 

予想してた通り学校ではこの話題に関する討論になった訳だけど

当事者のイギリス人たちの反応、

離脱に投票した人の意見、残留に投票した人の意見、

EU諸国出身の子たち、その国民の反応、

未来について、

EU圏外のアジアやロシアの人の反応、

EU加入が示唆されてるトルコの人の反応、

皆んなの心配、、、等々

色んな意見を聞けた。日本にいたら及ばなかった意見や知れなかったこと。事の重大さ。

 

こんな貴重な経験ないって思った。

 

でも、

『イギリスが抜けたことをきっかけに世界はもっとバラバラになっていくと思う?』

という問いにわたしは自分がどう思うか答えられなかった。

いろんな案が頭を巡るのもあるけど、こう思うって言えなかった。

日本では政治経済に全くの無頓着だったし、

円高円安も21年間理解できていなかった。

(でも今日やっと理解した。)

もっともっと世界や自国のことを勉強しなきゃだなぁとしみじみ思った。

 

円高だからこうしなきゃ、円安だからこうしなきゃ、

イギリスがこうだから、ヨーロッパがこうだから、日本がこうだから、、、。

 

日本を出たからこそ、日本以外の国で生活したからこそ

考えられたことだと思う。

余計に自分が小さな存在だって実感して、

ちゃんと考えなきゃ、自分持たなきゃ、私はどんな立ち位置なの、どういたいのって。

 

何でここに来たんだろう、

来た意味あるのかなって考えることもあったけど

自分で涙が出るくらい成長したと思う。

 

よく言われてる言葉で聞き飽きたくらいだけど

『色んな世界を見て、色んな物事の見方が出来る』

ってのをまさに体感してる。

やっぱり百聞は一見に如かずなんだよ。

 

 

『いつの時代も歴史を動かすのはイギリスだ。』

というのを肌で感じて、

この歴史的出来事の中にいる事にワクワクしてる。

このソワソワした空気感。何と表現したらいいのかわからないけどすごい感じがする。